公立中高一貫校記事(受検スケジュール・大学進学実績)

必読!公立中高一貫校受検前に読んでもらいたい記事

今年度の中学受験もいよいよ本番が近づいてきました。

関東圏でいうと例年、埼玉が1/20頃からスタートしますので、残すところあと1ヶ月ちょっとということになります。

この時期になると、お子さんたちは連日塾の自習室に夜遅くまで残り過去問を解きまくってることでしょう。
父母はコンビニで過去問をコピーしまくってることでしょう。

結果はどうあれ、悔いを残すことが何といってもよろしくないと思いますので、各人自分のできる最大の努力で日々を過ごしていきましょう。(言われなくてもやってるよ。という声が聞こえそうですが....)

さて、私はただの子を持つ親でして、皆様に勉強法なんかをお伝えすることはできません。
たぶん、お子さんの方が勉強ができるはずです。

そういう事ではなく、このブログでは経験者として様々な状況に直面した際に「親としてこんな風に考えるといいよ」とか「こんな考え方もあるよ」という「中学受験生を持つ親の手助け」になるようにと記事を書いてきました。

中学受験は孤独です。
子供も孤独ですが、親もまた手探りです。
同級生の親御さんもどこまで信用してイイもんやら分かりません。
ライバルですからね。

実際の保護者目線に立った経験談というのは、たしかにネット上にわんさかあるんですが、経験談をつらつらと書かれているケースが多く、「こういう場合はこう」とまとめてある記事が少ない気がしました。

ですので、できる限り各タイトル内容をしぼり簡潔に記事をまとめてきたつもりであります。

本当は是非、全ての記事を読んでいただきたい。

というのが本音ですが、それもわずらわしいと思うので『コレだけは必読!』という記事をピックアップしました。

受検(受験)前に、特に公立中高一貫校を受検するご家庭に向けて書いてある記事が多いです。

是非とも読んで頂き、少しでも考え方の参考になれば幸いです。

公立中高一貫校受検は絶対に私立を併願受験したほうが良い

公立中高一貫校受検をする場合、適性検査方式の受験(受検)勉強をしているはずですね。

まず、2021年現在、適性検査型入試を導入している学校をご紹介します。(東京近郊の学校だけのご紹介になってしまいます。ごめんなさい。それ以下の記事はどこにお住まいでも参考になると思います。是非、そのままお読みいただければと思います。

チェック!確認したい年のタブをクリックしてください。

(適性検査型入試を実施している私立中高一貫校(東京 2020年入試版))

 

公立中高一貫校受検をするご家庭には、中高一貫教育を望まれ、かと言って学費の面で私立進学に不安を持たれているご家庭が非常に多いのではないかと思います。

だから、公立中高一貫校を希望するわけですからね。
ウチもそうでしたし、そういうご家庭が多いからこそ倍率も高いわけです。

つまり、「不合格」になる数が圧倒的に多いのもまた公立中高一貫校受検の特徴です。

受検前は分からないんです。
親も「これだけ頑張ってる子が合格できないわけがない」と思っているので。

お子さんはそれで良いです。合格だけ目指して努力してください。

しかし、親はそういうわけにはいきません。
しっかり戦略を立てて臨む必要があります。
数年間の努力をたった1チャンスのために使うのはあまりにも勿体ないです。

一度、私立中学の併願をご検討ください。

捨て受験ではなく、もし公立中高一貫校を落ちた場合の滑り止めとしてです。

もちろん、費用面、受験対策面で不安はあると思いますが、しっかり確認すれば私立進学も可能かもしれません。

以下、一読していただきい記事をピックアップしました。

ピンと来た方は是非どうぞ。

 

もし仮に公立の中学に進むとして、今まで塾に行ってた我が家のような家庭が
「はい。中一になったので一旦塾通いは中止します」
ってなりますか?

なりませんよね?

【中学受験その後】公立中高一貫校を落ち、地元中学でなく私立中学へ進学した2つの理由

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保護者としては自分の子供には偏差値の高い伝統と実績のある学校いってもらいたいと思うのが本音の所です。

非常に難しい判断ですが、その気持ちをグッと堪えて、やはり学校を選択する際、偏差値や進学実績だけで判断するのは止めた方が良いと思います。

子供達の学校生活は中学校で終わるわけではありません。
高校、大学と続きます。
中学はあくまでその過程に過ぎません。

下品な言い方になりますが、とにかくステータスも必要と思っているならば大学受験で頑張ればいいのです。

【行ってはいけない私立中学】偏差値だけで選ばない!中学受験、志望校選びの6つのポイント

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結論から言いますと、とにかく中学三年生は制御不能です。
大切な事なので二回言います。
中学三年生は制御不能です。

中学受験と高校受験。どちらがいい?メリットとデメリット

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公立中高一貫受検はそんな簡単じゃないです。
倍率が6~7倍です。東京の場合、9,000人弱受検して1,400名弱しか受かりません。

受験当日、受験会場までの道など、お祭りか何かのような、ものすごい人数です。

「この中で160人以内に入らなきゃ合格できないのか…..」

長男に付き添いながら、僕は正直落ち込みました。
こりゃ、ちょっと甘く考えすぎていたなと。

【中学受験志望校の選び方】もう一度中学受験するならどの学校を選択するか?の画像
【中学受験志望校の決め方・選び方6つのポイント】もう一度中学受験するならどの学校にする?

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試験が終了して会場から出てきたら、まず彼らを褒めてあげましょう。数年間の努力を。
これは公立も私立も合格も不合格も関係なくです。
「どうだった?」とか聞く前に「まず、ココまでよく頑張ったね」と言ってあげてください。
それだけで彼らは救われると思うのです。

親が受験生の我が子にかけるべき言葉

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今でも忘れません。
我が家の場合、午前中合格発表を見に行き、不合格を確認し、その後一応喫茶店で二人で最終確認をして、その後、銀行で振込み、その足で私立併願校へ入学手続きへ行きました。
ちなみに妻は泣いていました。

公立中高一貫校合格発表に備えての画像
公立中高一貫校合格発表に備えて

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「こんな事ならはじめから私立受験で進めておけばよかった」

「受かった併願校はあるけど、こんな偏差値の低い私立に通わせるために高い教育費をかけて受験勉強させたわけじゃない」

「こんな中途半端な私立に行くくらいなら地元の公立中学校に行って高校受験でリベンジするしかない」

言い方が悪いですが、こんな風に考えると思うのです。
人間ですから。仕方ないです。

でも、この考え方は一度横に置いてもらって、もっと冷静に考えましょう。

もし公立中高一貫校受検で不合格だったら...の画像
もし公立中高一貫校受検で不合格だったら...

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最後に

いかがでしたでしょうか?

掻いつまんで申し上げると、

ココがポイント

  1. 公立中高一貫受検は非常に狭き門で、そのワンチャンスのためだけに数年間の努力を使うのは非常にもったいない
  2. なんとか学費が工面できるのであれば私立中学も併願すべきだ
  3. もし仮に公立中高一貫校が不合格で、地元の公立中学に進学すれば高校受験のための塾代が私立中学並みに必要になるし、中学生を制御することは難しい
  4. その上、高校になれば助成金が出るので、家計によるが中学の学費のみなんとか捻出すれば私立中学進学も悪い選択ではない

ということです。

この事を受検前に理解することは選択肢が広がるし、戦略を練る上でもデメリットにはなりません。

最後の1~2ヶ月頑張ってください!

この記事の監修者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
✓塾講師、家庭教師経験あり。
✓過去の経験と、9年間様々な受験情報・教育情報・学習サービスをみてきた筆者が経験をもとに解説していきます。⇒運営者情報はコチラ
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