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茨城県公立中高一貫校2020年大学合格実績まとめ

茨城県公立中高一貫校2020年の大学進学実績をまとめていきます。

今回も埼玉同様、県内全校まとめて表にしていこうと思います。

毎度、申し訳ないのですが、古河・日立第一の卒業人数が不明だったので、昨年の卒業人数をそのままスライドしてあります。

これまた同じ言い訳になりますが、割合を出したりしてるんで、正直、表の内容からすると致命的な欠陥ではあるんですが、まぁそれだけのために作った表を出さないのも勿体ないって事で、その点を踏まえ、参考程度に、ご覧いただけるとありがたいです。

また、国立は『主要国立大の実績』ですので、お間違えのないようお願いいたします。

茨城県公立中高一貫校2020年大学合格実績まとめ

以下、茨城県公立中高一貫校2020年の大学合格実績をまとめた表になります。

 

とうさん
とうさん
今年、茨城では新しい公立中高一貫校が開校したんだよね。

そうです。

  • 竜ヶ崎第一
  • 下館第一
  • 太田第一
  • 鉾田第一
  • 鹿島

の5校が開校しました。
既存の高校に併設する形です。
まだ開校したばかりなので、公立中高一貫校としての実績がでるのは6年後ということになりますね。

今年は、並木・古河・日立第一3校の実績だけという事になります。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

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東大合格数、主要国立大合格数は?

では、見ていきましょう。

茨城県公立中高一貫校2校の2020年東大合格数

  1. 並木中等・・・8名(現役)
  2. 古河中等・・・0名(現役)
  3. 日立第一・・・0名(現役)

■トータル■・・・8名

今年は、並木中等から8名合格者が出ています。(現役で集計しています)
並木は昨年、6名だったので2名アップです。

古河・日立第一にかんしては今年は0です。
昨年は、1名ずつ出ていたので少し残念ですね。

ちなみに県内トップ2校の実績は以下のとおりです。

参考

  • 土浦一校=14名(現役)(卒業人数:312名)
  • 水戸一校=5名(現役)(卒業人数:320名)

並木の卒業人数は、上記2校の1/2ですので非常に検討したのではないでしょうか。

ちなみにですが今年は水戸一校から現役で東大理Ⅲ合格が出てますね。

続いて、主要国立大の実績です。

茨城県公立中高一貫校2校の2020年主要国立大合格数数

  1. 並木中等・・・65名(現役)
  2. 古河中等・・・19名(現役)
  3. 日立第一・・・36名(現役)

■トータル■・・・120名

並木の主要国立大の合格数は65名。
昨年が48名でしたので、17名アップしています。
毎年そうですが、学校の場所柄、千葉大・筑波大への合格者数が多めなのが特徴です。

古河中等は19名。昨年22名ですので昨年並み。

日立第一は36名。昨年32名ですので、こちらも昨年並みです。

卒業人数に対する主要国立大合格数の割合は、以下のとおりです。

卒業人数に対する主要国立大合格数の割合

  1. 並木中等・・・42.8%
  2. 古河中等・・・16.4%
  3. 日立第一・・・15.2%

■トータル■・・・23.8%

冒頭に書いた通り、卒業人数が不明で昨年の人数をそのままスライドしている学校があるので、正確な数字とは言えません。
参考程度にしてください。

とはいえ、卒業人数が一気に増減することもないでしょうし、国立大の場合、私立と違い基本的に1校しか受験できませんので、そんなに外れた数字ではないと思います。
例えば、並木の場合、生徒数の42.8%が国立大への合格を獲得しているということですね。

42.8%は、素晴らしい実績ですね。
公立中高一貫校⇒国立大学進学ということで、とても親孝行な数字です。

早慶上理、GMARCHの合格数は?

まず、早慶上理の実績です。

茨城県公立中高一貫校2校の2020年早慶上理合格数

  1. 並木中等・・・63名(現役)
  2. 古河中等・・・6名(現役)
  3. 日立第一・・・14名(現役)

■トータル■・・・83名

並木中等は卒業人数152名なので、1/3理論で考えた場合、上位14%くらいで早慶上理の合格を獲得していると考えられます。

主要国立大の合格率が42.8%なので、早慶上理の割合の方が極端に少ないですね。
そう考えると、並木の場合、上位1~2割に入っていれば国立か早慶上理には合格できるのではないかと推測できます。

昨年もそうなんですが、並木は主要国立合格の割合と、早慶上理合格の割合に極端な差があるんですよね。

東京の場合は早慶上理の合格を1/3で考えると主要国立大合格率と同じくらいになることが多いんですが、並木は20.0%以上の差があるんですよね。

やはり距離的な問題なのかもしれませんね。

茨城から都内の大学に通うのは厳しいでしょうから上京して一人暮らしをすることになります。
筑波大の合格が多い事を考えると、やはり地元への進学を第一と考える傾向があるように思います。

古河は今年トータル6名で、昨年15名なので9ダウン。
日立第一はトータル14名、昨年13名なので昨年並みです。

茨城県トータルでは、83名で16.4%です。

続いてGMARCHは、以下の通りです。

茨城県公立中高一貫校2校の2020年GMARCH合格数

  1. 並木中等・・・65名(現役)
  2. 古河中等・・・22名(現役)
  3. 日立第一・・・41名(現役)

■トータル■・・・128名

GMARCHに関しても、関東圏とはいえ東京とは違った数値になります。
このクラスの学校の場合、東京ならばGMARCHの合格数がもっと増えてもいいんですが、関東でも東京から遠い茨城あたりになるとGMARCHの合格数は東京のように一気には増えない傾向があります。

例えば、並木は主要国立・早慶上理・GMARCHともに同じくらいの合格数になっています。
他2校も同じような推移です。

これは、先ほども申し上げた通り距離の問題があるのかなぁっと推測されます。

続いて、早慶上理+GMARCHの合計数です。

茨城県公立中高一貫校2校の2020年早慶上理+GMARCH合格数

  1. 並木中等・・・128名(現役)
  2. 古河中等・・・28名(現役)
  3. 日立第一・・・55名(現役)

■トータル■・・・211名

いつものように1/3理論で考えた場合、

私立大学合格数を1/3で考えた場合?

  1. 並木中等・・・43名
  2. 古河中等・・・10名
  3. 日立第一・・・19名

1/3理論で考えると各校この人数が、早慶上理GMARCH以上の私立大学合格を獲得していることになります。
幅はありますが、生徒数に対して、並木=28%、古河・日立第一=8%、がGMARCH以上の合格を獲得していると想定されます。

最後に

最後に総合計(主要国立+早慶上理+GMARCH)を見てみます。

2020年合計(主要国立+早慶上理+GMARCH)

  1. 並木中等・・・193名(現役)
  2. 古河中等・・・47名(現役)
  3. 日立第一・・・91名(現役)

■トータル■・・・331名

主要国立と主要私立大を、足し算しただけの合計なので、なんの参考にもなりませんが一応やっておきます。

今年も、並木が合格数をけん引した形になっています。

別記事でもお伝えした通り、茨城県では2022年までに公立中高一貫校を10校増設するスケジュールになっています。

茨城県で2022年までに公立中高一貫校が10校新設される件

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2020年に5校開校して、2021年は県内トップ2校である水戸一校・土浦一校、また勝田に勝田中等教育学校の3校が開校される予定です。

今後さらに、公立中高一貫校は今後間違いなく人気が出るでしょうし実績も上がっていく事が予想されます。

志望する方は、しっかりと対策してのぞむ必要がありますね。

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この記事の監修者

リョウスケ

✓教育ブログ歴9年。月々130,000PV。
✓塾講師、家庭教師経験あり。
✓過去の経験と、9年間様々な受験情報・教育情報・学習サービスをみてきた筆者が経験をもとに解説していきます。⇒運営者情報はコチラ
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